HOME > 柴犬の飼い方

◎柴犬の飼い方

  飼いやすさ★★★★☆

 

<柴犬の歴史>

柴犬は日本の小型犬で、柴犬の先祖は原始時代に南方から渡ってきたとされています。しかし、柴犬だけではありませんが、日本犬全体が戦前の明治期に入ってきた洋犬との雑種化が進み、一時、絶滅の危機にさらされてしまいました。そのため、日本犬を保存するという目的で「日本犬保存会」が設立され、貴重な文化財として柴犬を含めた日本犬を保護することが推奨されたため、昭和11年12月に柴犬は「天然記念物」に指定されました。
山岳地帯を中心にウサギや野鳥をとる猟犬として飼われていた影響で、他の日本犬に比べて寒さにも強く、粗食にもよく耐えることができます。他の日本犬よりも小型化した柴犬はその事が影響したとも言われています。

 

<柴犬の体型>

柴犬の外見は、とても日本らしい素朴さが魅力のがっしりとしたバランスのいい体つき、りりしい風貌など、柴犬ならではです。その親しみやすい雰囲気もまたいいものです。ピンとまっすぐ立っている立ち耳、くるんとした巻き尾なども、柴犬の立派な特徴です。特徴といえば、柴犬の被毛は、日本犬共通の特徴である硬いストレートの短毛ですので、お手入れも簡単です。しかし抜け毛は多いのでブラッシングは必須です!!体質的にはとても丈夫なので初心者にもオススメです。もちろんしつけは必要ですので、購入時にしっかり話を聞いておくと良いでしょう。とても運動好きで遊び好きなので十分な散歩が必要です。近年では”まめしば”と言われ小さく改良された柴犬も出てきていますが単なる呼び名にすぎず正式名称ではありません。本来はしっかりとした体格や大きさがあるほうが柴犬らしいと言えるでしょう。

 

<柴犬の種類と毛色>

柴犬には現代の「たぬき顔の柴犬」と縄文柴の「きつね顔の柴犬」がいます。柴犬の毛色には赤、黒、白、胡麻、がありますが、飼育されている比率でいえば、赤が80%と大多数を占めています。胡麻とは、赤、黒、白の3種類の色が混ざり合ったものをいいますが、その混ざり具合は様々です。とくに、全体的に見て赤っぽく見えるものが「赤胡麻」と呼ばれ、黒っぽく見えるものが「黒胡麻」と呼ばれています。しかし、成長するに従って、胡麻からだんだん赤に変わっていったということもあります。白に関しては、赤の柴同士の交配を続けていくと、その色が徐々に白っぽくなっていきます。そうなると、途中で黒の柴と交配させて、また濃い赤の色を復活させるようです。

 

<柴犬の性格> 

性格とはいっても、いろんな性格の犬がいます。柴犬は主人以外の人間にはあまりなつかないというイメージもありますが(この性格によって、昔はよく番犬として飼われていました)、近年のペット化の影響なのか、最近では社交的な柴犬も出てきました。というより、子犬のころからいろんな人や他の犬に慣れさせておく(社会性を身につけておく)ことで、ひとなつっこい、社交性のある柴犬に育てることができます。また、その我慢強い性格と賢さ、家族に対する愛情の深さ、環境に対する順応性の高さ、柴犬はこういった日本人的な良さをすべて兼ね備えた理想的な日本犬といえるでしょう

 

<ダックスフンドに多い病気>

・椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアとは、背骨と背骨の間にある椎間板が損傷し、変形することで、脊髄や神経を圧迫してしまう病気です。背骨のどの部位でも発症する可能性があるので、首の後ろから腰まで範囲が広がります。症状は進行レベルによってわけられ、レベル1~5まであります。治療法は軽度のうちは薬や運動制限によって様子をみることになります。一度治ったかのように見えてもまた再発してしまうことが多いようです。多くの動物病院では椎間板ヘルニアと診断したら手術を勧めることがほとんどです。早期発見し手術することで完治しやすい病気ともいえます。

・糖尿病
糖の吸収がうまくできなくなる病気です。水を異常にたくさん飲む、いつもより尿が多い、尿が薄いなどの症状が出たら気をつけましょう。原因としては、先天的な要因が多いようですが、他にも肥満や感染症やストレスなどでもなる場合もあります。治療法は主にインスリンになります。予防法として大事なのは、太りすぎないことです。肥満が原因で糖尿病にかかることもあります。体重はしっかりと管理しましょう。

・進行性網膜萎縮
ダックスフンドは目の病気にもかかりやすいと言われています。進行性網膜萎縮とは網膜の委縮と変性がゆっくりと進む病気になります。原因は先天性の疾患になるので残念ながら予防法はありません。初期症状としては、夜盲性といって夜になると目が見えにくくなってしまう症状がでます。それが次第に進行していくと失明につながる怖い病気です。わかりにくいですが夜の散歩をしたがらないなどがある場合は進行性網膜萎縮が疑われます。今のところ治療方法はありません。また進行性網膜萎縮から白内障や網膜剥離を併発する場合もあります。